たまに、自分が今見ている景色の中にいるということを意識してみる。
今実際にいい景色や風景の中にいる時だけじゃなく、映画とか、深夜のNHKとかでやってるような世界のどこかの国の風景をただただ流して、少し綺麗なBGMを流しているような番組なんかでもそれをやることがある。
そうすると、色々ないま考えなきゃいけないこととか、コンビニであれ買わなきゃとか、帰ったらあれやらなきゃとか、あのメールの返事書かなきゃとか、そういうことを全てとりあえず脇に置くことができて、なんだか気持ちがゆるやかになる。
ブラウン管や本の中でも、いい景色の中に自分を放り込んで見ると、すごくおお、いいなとなる。感覚なのであんまり説明できないけど。
多分これを最初にやるようになったのはTBSの世界遺産を20年くらい前(緒形直人さんがナレーションやってた頃のやつ)。
いい感じの放送動画はなかったけど、曲ならyoutubeにあった。やっぱ最高。
実際の世界の景色としては、できれば眼を細めるような西日の景色や、人工の夜景の光が好きで、そういうことをやるのによい。夜のにぎやかすぎない繁華街とか。
なんでこんなことを書いているかというと、単純に最近色々あれやりたいな、やらなきゃなということを考え、やって、そういうこときちんとやってないなあと思ったからです。
やりたいことが色々あるのはいいことだと思うけど、なんかそういう感覚は常日頃から鍛えてないと、鈍る気がする。いざ、実際にいい景色の中にいてもあんまり最大限にそういういい景色を体感できなくなりかねないなと思うのです。
どこか遠くにいかなくても、その辺の住宅街や街でも光さえ良ければ割といい感じだなと思う景色はそこら中にあるので、日々きちんと見て、そこにいるという感覚をきちんと感じたいと思う。