日々これゲームとハイボール

主にスイッチのインディーズゲームや、ゲーム関連のことをよく書きます

ドラゴンクエスト ユアストーリーを見たよ(ネタバレあり)

なんだかタイムラインですごく話題を見かけたので気になって観ました!

ネタバレめっちゃあります!

Amazon.co.jp: ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを観る | Prime Video

 

前提

ドラクエは物心ついた時には2をやってて、3もアホすぎる子供の時にやってて、「装備」や「HP」の概念をよくわからず序盤のおおがらすとスライム数匹出てくると全滅繰り返すようなアホでしたが、4はきちんとクリアして、自分で初めて買ったドラクエが5で、5とても大好きでした。

ドラマCDも買ってたくらい。この時の主人公の名前がリュカなのだけど、気に入ってそれ以降のいろんなRPGで主人公リュカです。wポケモンアーマードコアも、ドラクエ7、8、11も。

(全然話ずれるけどドラマCD、めちゃめちゃいいです。パパス:神谷明シティーハンター)とか主人公:堀川亮ベジータ)とかヘンリー:山口勝平(風使い 陣)とかとか声優陣も豪華すぎるし、音だけで聴かせる分、BGMもSEもめちゃめちゃきめ細かくて。パパスの最後のシーン演技が怖すぎて夢に見たほどでした。)

https://www.amazon.co.jp/CD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%885%E3%80%88VOLUME1%E3%80%89-%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%A8-%E3%81%82%E3%81%8D/dp/4870257718

思い返すとこんなにドラクエ5好きだけど、公開前後はなんとなく気になりつつ見てなかった感じです。
実は「なんか最後であかんことになる」くらいの噂は聞いていました。と言う前提で閲覧しました。

 

全体的な感想:主にはしょりの部分が気になるけど、よかった!

色々はしょってるな〜〜〜と言うところは気になっちゃったけど、描き込みがシンプルに凄くて終始あまり退屈せずみれました。
戦闘シーンもスピーディで魔物が死んだら宝石になるの嫌いじゃないな〜〜アベル伝説!ブオーンとの戦いのシーンとか迫力あってよかったです!

過去の自分に会うシーンが特によかった!!!

パパスを見て少し眺めるシーン!!ここで眺めるだけの大人リュカの表情!よく飛び出していかなかったな〜〜〜〜と。

多分あの間は、「飛び出して抱きつきたい気持ち」と「でもそれをしちゃうと全部ごちゃごちゃになっちゃって歴史変わりそうだから我慢してる気持ち」との葛藤なんだな、と想像しました。

その後の子供リュカとのやり取り。改めて自分の芯ができただろうなと思わされるシーン。ここだけで観て良かったと思いました。
ちなみに、この時のリュカのセリフ、原作のゲームだと「どんなにツライことがあってもまけちゃダメだよ」みたいな感じなのだけど、
映画だと「これから何度も辛いことがあったら、どうする?」「大丈夫だ〜〜パパスの息子だから(うる覚え)」なのはなぜだろう?と細かいとこ気になっちゃった。
子供リュカのセリフを言わせたかったのかな?と思ったけど原作通りでもいける台詞回しだしな〜

音楽も、ドラクエまんまなので素晴らしい!!
んだけど、5以外の曲はあんまり使ってほしくなかった!どれも名曲だけど何でもかんでも放り込むとごちゃごちゃ感があって忙しい。エンディングで3の持ってくるか!5長そうよ。名曲だけど5のエンディングも名曲だよ!

 

噂のラストのシーン

ここが物議醸してたんだろうな、と想像はできたけど、自分の中では気にならなかった。そう言う演出なのね、と言うくらいで。

気になって批判を少しレビューサイトとかで見てみた感じ、
「ゲームをプレイする大人」を否定してると言う解釈があったのだけど、
「ウイルス送り込んだハッカーはそう否定していて、壊してやりたいと思っている」だろうだけど、
それを製作者が守った、そして「ゲームの世界は確かにそこにあった自分の大切なものだ」と主人公が再認識できた、という流れじゃないかなと。。

あえて言うならそこも主人公がなんとかしてハッカーを止める、みたいな展開だとよかったなと言うのはあります。
でもそれ、あと1時間くらいはいるなと言う感じですね。w

「今自分が没入している世界に対して、他のメタ的な要素を入れてほしくない人(または入れてほしくない作品)」かどうかと言うところで、
受け取り方は色々違いそうな気がするので、批判している意見もわからないでもないとは思いました。そのメタ要素の放り込み方の演出も。

あと、この演出のおかげではしょられているところにむしろ納得感が少し出たのも(全員に2,30時間プレイさせるわけにはいかないもんな〜)、難しい扱いの要素だなと思いました。

気になったとこ(以下些細です)

個人的に、5がとても好きで自分の中のイメージも色々持ってしまってるので、
細かいところで色々気になったところもありました。

特に主人公はもう少し真面目な青年、と言うイメージ(ドラマCDのせいもある)だったので、なんかセリフとか色々軽!と思ってしまう感じ(リュカはビアンカをお前と呼ばないよ〜!)とかがちょいちょいあって、特に結婚のシーンとかひどすぎだろ。wフローラの気回しありきになっちゃってるよ!と。


でもこの主人公周りのシーンは特に最後の「体験型ゲーム」と言う仕組みで
ああなるほど、ゆえにか〜〜〜ゆえによく納得感もないままフローラにいってたのか。とか、ちょっと主人公のキャラもプレイヤーの数だけあるよな。。。とむしろ納得してしまったシーンでした。

 

そのほか、せっかく魔物使いなのにスラりんとゲレゲレ以外魔物仲間いないの勿体無いとか、ジャミとゴンズの最後、軽すぎるとか。
一応仇3人のうちの2人なんだし、もう少し。。。まああのシステムだし、刃先当たれば倒したことになる、ってあれなのかなw。

すごい細かいとこだけど、あの形式で5をプレイさせると全然プレイ回らないのでは、、、?と思った。
数時間とはいえ。どうせまだ現実にはないテクノロジーを描くのであれば、各家庭でプレイできる感じでもよかったんじゃないかな。

こうかくと思った以上に気になる点あった!

 

まとめ

色々とドラクエ愛と、話題のなり方を踏まえて見たのでなんだか頭が忙しくて。
シンプルに見るのが難しかったけど、観てよかったなと思いました!