日々これゲームとハイボール

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【ファミコン探偵倶楽部消えた後継者】見た目豪華な退屈アドベンチャー

後ろに立つ少女はSFC版をやってめっちゃめちゃ怖かったのを覚えてます。
ので、いつかこっちもやってみたいなあと思ってはいたところ、笑み男の発表で勢いづいて購入。

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見た目はメッッチャいい!

アニメガリガリ動くし声はあるしキャラ絵は描き直されてていい。
立ち絵も地味〜に呼吸したり瞬きしたり。出番少ないけどあゆみちゃんビーデル声が最強。

どんな感じ

なんですが、ゲームプレイとしてはコマンド総当たり方式で、最初の数章は物語の動きがスローペースで、正直退屈でした。
物語も尖っていないおじいちゃんから普通のおじさん、普通のおばさんが7割くらいと地味なキャラたちが続く感じです。

アドベンチャーとかノベルものとかで言えば、レイジングループとか逆転裁判とかでおかしい世界やキャラに慣れすぎたというのはある。
これ普通の世界なので・・・

でもせっかく見た目は豪華なのにキャラや展開が地味であまり見ていてワクワクするものがなく。
ほんとにどこ行ってもメインの話し相手が普通のおじさん、おじいさん、お爺さん、おばさん。いや村なので年齢層高いのはわかるんですけど、せめてキャラに癖があるとか欲しかった。普通なんですねみんな。

さらに総当たりなのに、ほとんどのコマンドに対する目の前のキャラの反応が、9割同じもの。作業感がすごい。

これはおそらく当時は容量もなかったからというのもあると思いますが、
見た目と声ここまで気合い入れてフルモデルチェンジするなら中身ももう少し今よりにしても良かったんじゃないかな〜?と無責任な消費者は思いました。(実は今よりにしてたのだったらごめんなさい)

一部展開は良かった

が、ラスト近くの色々なことがわかる展開はだいぶ泣きそうなっちゃいました。声優さんたちの演技もめっちゃ良くて。
主人公、それまで声が独り言をささやくのが「うるせー!」てなるくらいだったんですがw、もうあるシーンはめちゃめちゃ良かった。
※でも逆に最後の最後はそこまで盛り上がる展開ではなかったかもしれない。。

まとめ

良いところもあるけど、トータルで見ると退屈。という感じでした。

SFCでやった「後ろに立つ少女」はもう少し全体的な「退屈さ」はあまり感じなかった気がします。その辺は二作目というところでこなれていなったのかもしれない。

笑み男もやりたさはありますが、消えた後継者が思った以上にめっちゃ楽しい!という感じではなかったので(あと高い!)、しばらく様子見かな。

点数的なもの

見た目のリッチさ・・・アニメーション、声は素晴らしい。8点

音楽・・・悪くはないけど音楽で心が動くところはほぼなかった。殺人の時だけかな。殺人の時だけ心が動くのどうなん。4点

プレイ中の楽しい感・・・書いた通り、退屈な時間が多かった。5点

総合・・・平均して6点くらい