サンナビをプレイしました!
自分はスイッチ版をプレイ!
ドットキャラクターの書き込みと多彩な動きがもたらす物語、
操作性とアクション、そしてストーリーと演出の2軸をそれぞれ高水準でぶつけてくる短いながらも密度が濃こここな素晴らしいゲームでした!
ネタバレ感想も少し記事の後半で書いてるので(直前に超スペース入れます)ご注意を。。!
操作性とアクションについて
これがもうかなり気持ちいいです。
操作へのインタラクティブ性が高くて、主人公(以下、パパ)は普通の移動やジャンプ以外にも、常にワイヤーフックを常備しており、それを壁とか天井とかいろんなとこに打つことでめちゃめちゃスピーディな動きをかまします。
ワイヤーフックな動き系のゲームって引っ掛けた後の動きはある程度決まってるイメージがあるんだけど、このゲームの場合
- 1ひっかけの動きの中で1度だけ加速を加えることができる
- 引き寄せも任意のタイミングでできる
- さらにフックも凄まじい速度で射出される
なんかの要素で、ワイヤーを撃ってからのアクションの自由度がかなり高く感じます。
さらに攻撃ボタンがないので、敵に撃ち込むと=パパが飛び込んでぶん殴ります。
うまいこと攻撃を避け!敵を殴りつける!という一連の動作がめちゃめちゃ気持ちいい。
このスピーディ感がそこまで複雑な操作を求められず、ある程度なれるとめちゃめちゃあなたのパパはかっこよくなります。
ただゲーム自体短いというのもあるけど、アクションギミック的な要素に比べると、敵とボコボコ殴り合うシーンが少なめなのはちょっと寂しかったかもしれない。
ドットが織りなす演出、物語が素晴らしい
個人的にかなりすげえ、、てなったとこ。この小さいキャラたち、演技が細かい!
登場人物そんなにたくさんはいないけどそれぞれのキャラが多彩に動く喋ることで活き活きしすぎてる。
ほんで、会話がいちいち練り込まれつつ、めちゃめちゃ間を大事にしているな〜〜という印象。
サングラス外してアンチョコ読むところとか、
紙読むとこ!!かわ!! #NintendoSwitch pic.twitter.com/MYNGd2P3VN
— ひよこばしX (@sagaluma) December 2, 2023
手の動きとか見てください、すごい
ここの手の力抜ける動き~!ドットアート力つよ~~~! #NintendoSwitch pic.twitter.com/tXRKSzx9NV
— ひよこばしX (@sagaluma) November 27, 2023
で!
このキャラがそれぞれの目的を持って物語を進行していくんですが、、予想外の展開、その想いがつながっていく後半〜ラストの展開がものすごく良かった。しばらくの間わからないことが続くんですが最後の二時間ほどにめちゃめちゃ濃縮されてます。
どんどん「わかっていく」展開とアクションが合間に入る後半、プレイ自体気持ちいいのにも関わらず「早く先を見せてくれ!」とアクション飛ばしたくなるほどで、感情が少し混乱させられました。
そういうことだったのか。。。と全てが分かってからの展開は😭
ちょっと気になるとこ
もいくつか。
・翻訳。時々酷くなります。全体の二割くらいかな。。個人的には意味さえ通じれば気にならないけど、人によっては阻害されるだろうな。。。と思います
・大部分のシーンにあまり見た目上の変化がない
ストーリー上仕方ないというところはあるんですが、暴れる舞台となるマゴ市の工場、最初から最後まで無機質かつ似たような見た目の鉄工場、なところが少しアクションゲームとしてみたときに退屈かな〜と感じたりはしました。
・特定のシーンでは一撃死が多すぎる
ちょっと挫けそうになりました。+リトライまでのローディングもそこまで早くないので相乗効果としてしんどいところが2,3あり。あまりにむずくて死に続けるマップ、勢い配信しました(結局この配信時はできなかった)
www.youtube.com・文字が小さい
これ正直笑ってしまった方が多いのでむしろ良いところにするか迷ったくらいですけど、文字がシーンによっては小さすぎる。例えば感嘆文とか強調セリフが文字が大きい、自信のないセリフは小さいみたいな演出の小ささはあるんですが、それ以上にシーンによって(キャラたちに寄ってないシーン)ではもう笑っちゃうくらい小さい。
視力低めなので、テレビだともうほぼ見えなくて、むしろ携帯モードの方が顔近づけられるので見えるという。。w
以下は急遽テレビから携帯モードに切り替えた画面です。
と、気になるところはちょくちょくあるんですが、とにかく質の高いゲームと物語を見せてくれました。
スイッチ、steamとプレイできるのでアクションいけるぜ!という方はぜひやってみてください!!
gama/status/1729845576651739516?s=20/x.com/sagaluma/status/1729845576651739516?s=
ネタバレ要素
さてこっからはネタバレの感じたとこをポツポツ。思い出すもの書く感じなので多分順不同です。
未クリアの方はできればクリア後によんでほしいです
・子供自体のマリがパパと一緒に冒険するんだ!!悪を一緒に倒すの!!と無邪気に言ってるシーンやばい。今それをすごく再現できてるじゃん〜〜〜と泣きそうになってしまった!
・部下の二人がパパがパパだとわかった時に、合言葉を言った瞬間、ガチ!!!と敬礼したシーンに鳥肌が立ちました。ソン少佐なんか直前まで憎むくらいゲームオーバーにされてたのに、好きになってしまった
・クリア後に各チャプターの続きからプレイができなくなります。が、これって多分、主人公=パパ=プレイヤー(自分)なのを表してるんじゃないかなと。途中(多分3面のボス)で死ぬと画面上にめちゃめちゃ「sos」メッセージを残すシーンがあったと思います。
なぜあそこだけ。。。?というのはちょっと理解できてないのですが(もう一周やる時はこの辺注意深く認識したい)あれが「ワーカー」として死んでいくシーンだったのではないかなと。。
最後、自分がいなくなったから、もう過去の記憶を見ることもできなくなったということじゃないかなと思いました。・・・それすごないか?なんて潔い作り。(プレイヤーとしては見返したいと思いつつ、リアルな人生において良いシーンは何度も見返せるものではないものなので、なんかすごく腑に落ちてしまった。)
・最後、マリがワイヤー射出してジャンプするの素晴らしい。きっと勇気ある戦士になるだろうな。。。