lonely mountains downhillはシンプルなポリゴンベースのグラフィックで描かれた世界観で、山を選び、コースを選び、条件(時間制限やクラッシュ数の目標有無、昼か夜か)を決め、くだる、のみのゲーム。
自分はスイッチ版をプレイしてます!
世界中のレーサーとのタイム対決リーダーボードはあれど、基本的に一人で山を下るのみのゲーム。操作もシンプル。ZRでアクセル、ZLでブレーキ。後はAボタンで強く漕ぐ(スタミナが減っていくが、すぐ回復していく)加えてハンドル操作のみ。
とにかく操作感が心地よい。
だけど、スタートするときに、毎回いつもちょっとワクワクする。走ること自体が楽しいからだ。
下り坂でスピードがガンガン上がる緊張感、
急ブレーキで障害物をキュッと避けた時の軌道(これは子供の頃、自転車で急ブレーキかけつつハンドルを切ってタイヤの跡をつける遊びをしていた人はわかると思う、あれです)、
直感的なハンドル操作と伴うキャラの挙動、
そして不思議に癒される荒めのポリゴンの山の雰囲気、空気感がすごく良い。走る事自体が楽しいです!
チャレンジ要素としてこける回数を抑える、タイムを縮めるという要素もあるけれど、時間を気にせずのんびり走っていてもとても楽しいです。(どのコースも最初のチャレンジは時間、こけた回数が幾つになってもいいので完走することでもある)
ショートカットが楽しい
もう一つ大きな要素として、ショートカットがある。マリオカートのようなリアル路線とは少し違う、ゲームっぽさの強いレースゲームにはショートカットが用意されていることが多いけど、このゲームはゲーム全体に大きく影響を与えるくらいにショートカットがある。
各コースは8セクションに分けられていて、1セクションに大きなショートカットが大体1つくらいは隠されている、、、隠れているというほどではなく、少し寄り道するとすぐみつかる。
例えば下記の動画。コースの序盤から大きなショートカットがある。
こけると直前のチェックポイントに戻る(各コースは8つほどのセクションに分けられているので、大体7チェックポイントがある。)ので、リスクは少ない。(そしてリスタートもめちゃめちゃ早い!)
ショートカットは基本的に難易度が高くこけやすいので、慎重にゆっくり走る。。。が、そうすると普通のコースとタイムに差が出ない、という中でどこまで攻めるか?という塩梅が非常に楽しい。スピードを維持しながらショートカットを決められた時の気持ちよさは病みつきになります。
繰り返しこけては動きを洗練していく、走る楽しさを突き詰めていく楽しさがあります。
ちょっと良くないところ
・カメラは固定で、時々見づらい。
かつ突然障害物が目に入ることが多い。ので多少は覚えゲーなところがある。
とはいえ、どのコースも時間制限、落車制限もなしで走れるのでゆっくりコースを覚えるフォローは可能です。
・シンプルすぎる
ストーリーもないし、ただいろんなコースを走るのみ。だからこそシンプルに走っていくことが楽しいゲーム性と相性も良いとは思うのですが、例えば対戦とか、ちょっとした物語とかあると嬉しい人はあいづらいかも。
(個人的にはいろんなRPGとかやってると、こういうただアクションを楽しむゲームがあるのはゲーム生活としてバランスがいいなとは思います。)
今、Switch版はセールやってるので、難しいこと考えずにちょっと独特なレースアクションを楽しみたい方は是非どうぞ!